
8/27(日)に[特別対談] 石川直樹(写真家)× 村上仁一(雑誌『写真』編集長)を開催しました。
会場、オンラインでご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございます。
雑誌『写真』vol.4「テロワール」にて、伊藤俊治さんのエッセイ「秋田 その風土と世界性」と、石川直樹さんが、秋田の来訪神であるヤマハゲを民俗学的な視点で撮影した『まれびと』(小学館、2019)の写真作品のコラボレーションが実現しました。
『まれびと』の話を間口に、多作な石川直樹さんのキャリアをたどり、『国東半島』(青土社、2014)や、パンデミック下で慣れ親しんだ地元の渋谷をスナップした『STREETS ARE MINE』(大和書房、2022)、異色の作品集『髪』(青土社、2014)などについて、自身も写真家として活動する村上編集長が聞き手となり、お話を伺いました。
石川直樹さん、村上編集長ともに尊敬する森山大道さんと、石川さんの共通点が語られていたことも興味深かったです。剣道の経験がある村上さん曰く、森山さんも石川さんも、「居合斬り」の名手のように、いつ敵が来ても斬る準備が整っている、と形容していたことが印象的でした。
石川さんも、「質より量、量に優る質はない」と言う森山さんのスタンスにとても共感する部分があるそうです。
現在石川さんが取り組んでいらっしゃる8000m峰の挑戦についてのお話も最後に伺え、これからのご活躍も大変楽しみです。
本トークは10月1日までアーカイブを配信しておりますので、ご興味のある方は、ふげん社オンラインストアでチケットをお求めくださいませ。
■雑誌『写真』vol.4「テロワール/TERROIR」
伊藤俊治「秋田 その風土と世界性」(写真:石川直樹)収録
発行:2023年7月20日
仕様:A5判変形・296p
発行:ふげん社
制作:合同会社PCT
価格:¥2,700(税別)
ISBN:978-4-908955-23-5
[口絵]
石川竜一 Ishikawa Ryuichi
笹岡啓子 Sasaoka Keiko
田附 勝 Tatsuki Masaru
中井菜央 Nakai Nao
山口聡一郎 Yamaguchi Soichiro
田代一倫 Tashiro Kazutomo
北井一夫 Kitai Kazuo
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